サンクチュアリ

大地の翼

鈍色の空と無機質な雲
世界が身に着けた鎧は
重い
空っぽの身体が繰り返す
存在証明の渇望
それは
不在の証明

静寂は回帰
恐れがないのは
全てを含有しているから
心地よい生命力
ここに存在しているから

封印された長い年月
壮大な空は
春風に飛んでいく
綿毛の刹那
だから

目を閉じて
鼓動と繋がって
夢から醒める

透明な空
ひとつの空
無数のソラ