青い春

青い春

片道キップ

前にしか進めないこの足でいつもあなたに会いに行こう瞳は微笑むものナミダは流れるものこの手はつかむもの
青い春

ケ セラ セラ

3月は生きている頬をなでるそよ風にのって目には見えない旋律をつむいでるその声はあたしを歓喜させるそしてあたしを苦しめるだけど3月は生きているなまぬるいこの風が 生の姿ゆるやかに波打つ春のうたはいつも微笑んでる死ぬために生きてんじゃない生きる...
青い春

エルサレム

ヨルダン川の向こう側にもヒトがいる心の奥にある穏やかな場所みんなが持ってるみんなが知ってるシンプルなメロディー
青い春

ソラと大地

大地がソラを生んでソラから大地が生まれたきらめくのは 闇の中切ないのは 祈りの中あたたかいのは生きてるから
青い春

プラネタリウム

このソラを見上げるのは星が輝いているのは美しくて 愛しくて切なくなるのはそれがいのちだから特別や平凡ていう概念はこのソラには存在しないそのぬくもりや鼓動それ自体が答えなんだよあたしのこの名もない日々の景色
青い春

飛んでったココロ

涙色の雨が降る瞳のオアシスは枯れてしまったキューイはオリの中ココロだけが青いソラのオアシスに飛んでっただからキューイはないている甲高い声で今日もないてる
青い春

ATP

晴れのソラに向かって歌っている曇りのソラの向こうの太陽を信じてるだけど毎日水をあげないとだめなんだしおれちゃうんだよ
青い春

夕暮れ

暗い路地裏で無心にじゃれている。あたしに全く気づかない。おまえはきっと生まれた時からノラネコなんだよ。この間のおまえの猫なで声。生き馬の目を抜くようなあの鋭い目つき。おまえは天才だよ。その目を見るとあたしは、取り残されてひとりぼっちになる。
青い春

delicate

ガラス細工の綿毛少しの風も 少しの雨も残る足跡ゆらゆら揺れる不安定な綿毛チョウチョやミツバチにいつだって怯えてるおくびょうな綿毛そこから見える景色は100万倍の世界小さなカラダで支えきれないこぼれるほどの光と影希望の風に乗って祈りの流星に誘...
青い春

青の胎動

殻を破って顔を出した芽が、細くて弱弱しい茎に支えられて陽の方向に向かって、伸びていた。一体あの種の中には何が入ってたんだ。誰が命令したわけでもなく、あるとすれば宇宙のリズムともいうべき、誰が指図するでもなく流れる、悠久の空間。その中でどれだ...