青い春

光ってのは感じるからじゃなく雲行きうかがって100回も1000回も探ってるその弱さに襲われる夜も静寂の爆発に耐えている夜も何にも救われない時間の中で同時にそこから始まるということ希望っていうのはそこにあるからじゃなく自分自身への誓いだってこ...

真実って信じていけるそのチカラ

指切りしてもつかんでもキリがないのは、いのちがたったひとつで存在してるから。漆黒の空にふっと明かりが灯って道ができることがある。あたしはその道を歩いてる。だけどそのことに気付いていない。永遠の空間にひとりぼっちで佇んでいる無数の星のひとつひ...

ハイドレンジャーあなたはまるで地上に咲く虹のようです雨に濡れてゆっくりと移り変わる色が淡い雫になって大地に染み込んでいきますやがて雨が上がると空色の水溜まりにあなたの虹が架かるのですすると輝く夏はもう目の前です夏の終わりに夜空に咲く花を見て...

舞いながら螺旋を描いて咲き乱れる七色の光魔法の旋律いのちの歌

闇があったかくて空が静かでいつも夜は優しいからそっと包んでくれるからずっとここに居たいぽっかり浮かんだネオンサインUFOみたいな飛行機どこかわからない下の方で水の流れる音がするあたしのカラダの真ん中の４つの部屋で混じり合う赤と青みたいに信号...

アスファルトに埋まってる小石よりもっと小さいテントウムシくっきりと映っていた黒い丸の中に赤い丸が二つ最近見掛けてなかったあの鳥見上げたら陽の光が眩しくてふっと視界がぼやけた

枝の先にひとつ見つけた小さい桜の花風に飛ばされないように葉っぱの下でしがみついて離れたくないよ、忘れないでって言ってるの？だいじょぶだよだって次の春を迎える日までそれまでの日々が全て新しい桜色になるんだよ

細くてヤワな苗木春の彩りに似合わない地味な格好夏の太陽に萎えてるし落ち葉の中に埋もれてるなんにもできない寒い冬そんでまた春が来てやっぱりへたってる細い苗木だけど枯れないんだよヤワなくせに小さいくせになぜか枯れないんだよいのちのしずくが一滴残...

札束大事に抱え込んで、そのまま逝ったらタダの紙切れ。