青い春

国境もない法律もない階級もない理論じゃなく理屈じゃなく無条件であたしはひとつになる他の誰でもない私自身に

真っ青に透き通った空はキレイでも魔法の旋律は色んな絵の具をごちゃまぜにした不透明な空のキャンバスからだって聞こえてくる

僕は人殺しの道具じゃない僕は脅しの道具じゃない僕は戦争の道具じゃないそれなのに僕はじっとしてたっていつも何か傷ついてくんだ誰かが泣いてるんだ気がつけば焼け野が原だ一体今までどれだけのものを僕は犠牲にしてきたのだろうそれでもそれでも僕は祈って...

昔、ふわふわ雲に乗れると思っていた。てるてる坊主を吊したら、空が晴れると思っていた。四次元ポケットを手に入れられると思っていた。サンタクロースから手紙が来たと信じていた。幼い頃に思い描いていた夢は今はもう消えてしまったけど、小さな宇宙が営む...

ビルの外に出た途端、刺すような冷えた空気。静かな道路。店の前でたむろしている外国人。まだ少しネオンの明かりが残っている。ひとりぼっち。ここには長く居ちゃいけない。足取りが重い。闇に浮かんだプラットホーム。夢と現実のはざま。電車に乗ると、一歩...

霊長類ヒト科私は光を感じて世界を認識することを授かりました光の世界これが私の世界動物 植物 微生物自然 生存という名の歯車大きなひとつのメロディー愛し合って 傷つけ合って嘘つき合って余計なことが積み重なってきっと見えなくなったんだ水平線上に...

遠くで観覧車がチカチカ光ってるおもちゃみたいな車が走ってる手を伸ばしたら全てを飲み込んでしまえる気がした この街の深い闇のとばりが下りる頃名も無き星が揺れる ネオンの光は美しいけどいつだって胸を締めつける 埋め尽くすほどのビルが 灯りがとめ...

近づいても近づいても終わることのないこの道大きな扉が開いたらそこにまた扉があったSunday Monday Tuesday 夢見てた 離れなかった Wednesday Thursday 行き止まりのFriday & Saturday さまよ...

ある日 あたしは西から昇る太陽を見たある日 あたしは天に昇り行く雨を見た…？うさぎが空を飛んでいただけどうさぎは空を飛びません

毎日夢を食べて生きるごはんがなくちゃ生きていけないなんて本とは昔お腹一杯になるまで食べたふわふわ雲が忘れられないだけそろそろ目覚ましが鳴る大きな音で しがみついて体中かき回すにらめっこして 今日も終わったねだけどもう笑っちゃいそう夢は いつ...