全てを含有する空の下で
世界がはじめて生まれた日
虛空の中心
頬をかすめる 微かな冷気
鼻腔を通って
真っ直ぐ伸びた茎が
葉脈の先まで広がって
ぬくもりを感じると
胸の中心で鐘が鳴る
ゆっくりと踏み出す爪先
移り行く暗がり
羽化し始める朝
透き通る琥珀の光
いのちのさえずり
鮮やかな夢
これが 地球のうた
全てを含有する空の下で
世界がはじめて生まれた日
虛空の中心
頬をかすめる 微かな冷気
鼻腔を通って
真っ直ぐ伸びた茎が
葉脈の先まで広がって
ぬくもりを感じると
胸の中心で鐘が鳴る
ゆっくりと踏み出す爪先
移り行く暗がり
羽化し始める朝
透き通る琥珀の光
いのちのさえずり
鮮やかな夢
これが 地球のうた